リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会(略称:リニア東京・神奈川連絡会)とは・・・・・
JR東海のリニア中央新幹線計画によると、そのルートは東京の品川から大田区や世田谷区を通り、多摩川を渡って神奈川県に入り、更に相模川と道志川を渡り山梨県の実験線につながります。東京・神奈川の走行距離は60kmで、このうち東京(品川、太田、世田谷の3区、および町田市)と川崎市の35kmが大深度トンネルで、最高時速500キロの高速で浮上走行します。品川、名古屋のほか、神奈川・山梨・長野・岐阜各県に中間駅が作られる予定で、神奈川県と相模原市はJR橋本駅地下に建設するようJR東海に要請してます。
私たちは、2011年秋にこの計画沿線地域で行われたJR東海による住民説明会に参加し、また研究者の話を聞く中で、その環境適応性や採算性、技術的な安全性などに多くの問題があることを知り、2011年12月、東京・神奈川の計画沿線住民が集まって立ち上げた普通の市民による組織です。建設事業者であるJR東海や沿線の自治体に対して、建設計画の詳細な情報開示と、住民が納得しない計画の再検討と凍結を求めて活動しています。
会員は原則個人参加で、連絡会の活動のほか、麻生の会、宮前の会、中原・高津の会などを作り、各々の居住地域での活動も同時に行なっています。リニア新幹線に関心を抱く方はどなたでも入会できますので、一緒に学習し活動していきましょう。
共同代表 天野捷一、 山本太三雄、矢沢美也