6月7日「NO!リニアデー」で国交省交渉・院内集会
リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会も加入する「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」は、6月7日(金)を『NO!リニアデー』として国交省交渉と院内集会を行いました。
午後2時、国交省前に甲府や長野県の大鹿村などから参加者も含め住民代表40人余りが集合。2時半から全員が国交省の会議室に入り、昨年から取り組んできているリニア新幹線計画の凍結と再検証を求める国土交通大臣あての請願署名を提出し、国交省交渉に臨みました。自然破壊や安全性が無視して進められているJR東海のリニア計画に関し、国交省の監督責任を問う住民代表からの質問に国交省担当者が返答に詰る場面もあり、住民代表はリニア計画の凍結と再検証を強く要請しました。
午後4時からは衆議院第一議員会館内で広く国会議員にも参加を呼びかけた院内集会を行い、約100名参加しました。院内集会では、地質学者の松島信幸氏や中央構造線博物館の河本和朗氏、慶応大学名誉教授の川村晃生氏が講演し、東海・東南海大規模地震の発生が予測される昨今、活断層が集中する南アルプスにトンネルを作ってリニアを通す計画の危険性・無謀性を明らかにしました。国会議員では日本共産党の佐々木憲昭議員が挨拶されました。
院内集会終了後に記者会見を行い、多くの参加者は官邸前の脱原発集会に合流しました。 国土交通省へ要請書.pdf