10月30日(木)13:30~ストップ・リニア!訴訟控訴審 第7回口頭弁論~東京高裁
深刻化する岐阜県大湫町の水枯れと地盤沈下
岐阜県瑞浪市大湫おおくて町まちではトンネル内に湧水が流出し、ため池や井戸の水枯れが多発し地盤沈下も最大10センチに及びました。JR東海が地盤凝固剤を投入する事態が進行していましが、トンネルへの地下水流出を防止する対策をJR東海は放棄しています。リニアによる地方の創生どころか、地域生活の消滅にもつながります。
要対策土を含むリニア残土処分は自然を壊し河川を汚染する恐れリニア残土の処分先は7割が未定です。長野県では橋梁の支柱に要対策土を利用する無謀な計画が進んでいます。JR東海はまた、リニア残土を河川敷や採石場跡に60mの高さで山盛りにする予定です。それが通れば豪雨などによる洪水や土砂崩れなどの危険が予想されます。トンネル工事に地表への影響はJR東海のずさんな環境影響評価と安易な国の事業認可によることを示しています。私たちが主張しているような今後起こるだろう事態に対し、JR東海は対策を講ずべきです。また、JR東海のずさんな工事申請を安易に認可した国交大臣の責任は重大です。
